置かれた場所で咲きましょう vo.4

ブララボのスーパーモデルHさんは、いろいろなことが人とのつながりがリンクしながら、偶然が絡み合い、巡りめぐった方です。

初めて会ってから、次はわたしがHさんの住む日立へ行ったり、Hさんが東京で同窓会があるときにオフィス近くにきてくださりランチをしたり。

Hさんは手術から13年たっているとのこと、いつも行動的でハツラツされてるから、もうご自身でブラジャーやパッドはご納得されてるのかも知れないし、、と一度も個人的にブラジャーやパッドのお話をしたことはありませんでした。

なので、わたしがバストメイク型パッドの企画を完成したときも、ブララボは今度からこういうものもつくるので。パンフレットを見てくださいませ。日立のピアサポートでもパンフレット置かせてくださいと軽くお伝えしました。

すると「わたしつくりたいです!予約いれます!」と。Hさんはブラジャーのご試着もされたことがないので、わたしは慌てて、「まずはブラジャーが合うかお気に召すか事前試着から、来てくださいね。それからパッドをつくるか決めましょう」と。

Hさんは「はい!でもバストメイク型のコンセプトは桂子さんのお話しでよく理解できたし、とても共感できて魅力的。そして桂子さんが(専門知識があり、お洒落や当事者の目線を持つ人が)開発したなら、良いものに決まってる」と。(感涙)

そしてお忙しいなか、日立からビュンとお越しくださり、ブラジャーも気に入ってくださり、後日無事型どりをさせてもらいました。

型どりをしてつくった模型をブラジャーとともにご試着したとき、着けてこられたブラジャー&パッドとのラインのあきらかな違いに、期待が高まり、Hさんの笑顔にキラキラとした高揚をみてとることができました。

「わあ、わたしのおっぱいが戻ってきた」そんなことをおっしゃってくださったと思います。

わたしはこの製品を悲しみの埋め合わせみたいに思いたくないので、カッコいい女性を励まし、さらに胸をはってご自分らしく生きていくためのアイテムと思っているので、

「ねっ!スタイル全体も変わりましたね。これから模型を基に職人がHさんのパッドに仕上げますからね!」と共に喜び弾む心を分かち合いました。

が、本当は、この瞬間は、どのお方の場合も。我慢していたこと。本当は気になっていたこと。バストはふたつ左右対称がいいに決まってます。カッコいいラインがいいに決っています。こうなりたかった!という思いの噴出が伝わってきます。同じ当事者としてじーんと心底胸が熱くなります。

でもお客様が笑顔で、わあと感嘆くださっているのに、わたしが泣いちゃっちゃーおしめーなので、涙はぐっと封印です。

わたしと職人は冷静に専門家としてこだわって、ご本人の立場でこだわって、製品を完成させます。これから第2のバストとして毎日をともにするものだから。

そして手術したお体をわたしたちに任せてくださる、担当させてくださることをとても嬉しく思うから、その信頼される責任を粛々と果たすのみです。

でも、お客様をエレベーターへお見送りしたあと、こだわり抜いた高揚と安堵との中、職人とふたりで、これでお客様の願いが叶うねと嬉しさの涙は仕方ありません。
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