日本で唯一、シリコンインプラントの乳房再建手術に保険適応とされているのはアラガン社のシリコンインプラントです。
本日アラガン社がテクスチャードタイプのエキスパンダーとシリコンインプラントを自主回収すると発表したようです。↓英語ですがアラガン社サイトです
エキスパンダー、シリコンインプラント共に、テクスチャードの他にスムースタイプというのがありますが、こちらは経年による破損時や拘縮皮膜などのデメリットが大きいため、テクチャードが改善のものとして登用されていたと思います。
先日、発表されたシリコンインプラントが原因で、「血液のがんの発生」が発症した。という事例が、日本でも発生したという報告がありました。その際に、欧米では10年以上前からその事例は見れられ、いくつかのメーカーのシリコンは国として使用禁止にしているということも伝えられました。そしてアラガンはその使用禁止になっているメーカーのひとつだったとのことでした。
いち患者、いち消費者としては、2013年の保険適応が、なんだかすごく性急だったこと、そしてなぜアラガン社のみ?というのが疑問でした。女性の乳がん後の、毎日と一生に関わること。今後、入れて膨らみができればいいのか?命への別状がなければいいのか?(これは先日あることがある場合がわかったわけですが)を問って見直して、良き方向に行ってほしいと思います。