乳がん寛解。主治医に乳房再建手術を勧められたけれど

寛解を機に、検診に行くごとに、主治医が「あなたならした方がいいでしょ?」と、再建手術を勧めて来られたそう。

最初の年は形成の医師を1名推薦。2年目も数名推薦。3年目はトランプのババ抜きみたいに何名もの医師の情報を見せてくださったそう。

3年目でやっと興味を持ってみたけど、手術はいや。再建手術の工程、しくみが受け入れられない。

でももう一度自信を持っておしゃれをしてみたい。そう芽生えた気持ちは大きくなっていったそう。

そして、BRALABOに来られました。

*******************

お客様が教えてくださったお話↓

医師や看護師の知見はもう何度も聞きました。
だけどそれはわたしには
満足できるものではなかった。
知れば知るほどむしろ
わたしの尊厳が壊されるように思った。
その仕組みが受け入れられなかった。

検索ワードとは違う
思いもつかなかったワード。
誰も教えてくれなかった切り口。
知らなかった切り口。
新しい切り口。
に心が動きました。

その中にいたブラジャーの専門家。おっぱいを扱っている専門家。

この人なら何か他の知見を持っていて、教えてくれるのではないか。と期待しました。

読み込んで読み込んで

製品の仕組みを理解し、
コレがわたしが欲しかったもの!と
解りました。あった!と思いました。

80パーセント以上心は決まって、確かめに行くことにしました。

試着をして期待も高まりました。
でも自分のものは、これからつくるオーダーメイドというまだ見ぬ未知なるもの。

それでも、信頼ならない口だけ良いこという人はたくさん見てきましたからね。わかりますよ。そんな話しには乗りませんよ。

西沢さんの懐に飛び込ませてもらおう。そう思えてオーダーできました。

使ってみて。不満も不安もひとつもありません。

自由に自信を持って洋服を着れるって素晴らしいですね。

********************

感無量。

これから日本中にいる今のBRALABOのお客様のような方たちに、何か他のものを探している方たちに、届けられるよう、頭をひねって努力して参ります。

洋服を自由に選び自信を持って着ることは、社会への窓口

日曜日に
バストデザインツインセットを
納品したお客様より、

自由にお洋服が選べること。自信をもってお洋服が着れることが、とても素敵です。
と、メッセージをいただきました。

お客様は、某日本一な大学の大学院で研究員として働いてらっしゃいます。

研究発表で登壇する際に、ピシッとジャケットを着たいのですが、体に沿ったオーダーメイドのジャケットも胸の左右非対称のために、衿もとのVラインが歪み、決まらないため、断念せざるを得なかったそうです。

また特に、若い息子さんのような娘さんのような学生さんと接するとき、バストラインが下にある状態でいることが、おばさんと思われていないかしら?とオフィシャルに洗練された自分でいたいと、望むセルフイメージと違うことが、辛かったそうです。

どうぞこれからは
自信をもって、ピシッとジャケットを着こなし、
そのセルフイメージで堂々と発表をしてください。

夏の薄手のブラウスでもニットでも、洗練された大人の姿で着こなし、そのセルフイメージで、堂々と若い方々へのご指導をしてください。

自由にお洋服を選ぶ。自信を持ってお洋服を着る。
装うことは社会生活だから。
とても大切なことです。

乳がん手術をしたから諦める?
乳がん手術をしたから仕方ない?
乳がん手術をしたから。。。。

そうはいたくないあなたに
選んで欲しい、お届けするのが
バストデザインツインセットです。

ジャケットをピシッと決めるのも
ニットをオフィシャルに洗練するのも、
バストアップ型規格の
ブララボだからできることです。
再建手術、人工乳房、既製品パッドには
できないことです。

✴︎再建手術のシリコンインプラント、
シリコンの人工乳房、
既製品のシリコンパッドともに、
裸のかたちでできています。
そして動かないので
バストアップしたかたちに
変化することはありません。
グラビアアイドルさんの
豊胸バストが寝ても広がらないとか
言うのと同じことです。

?と思われた方は、
まず、ご自分のバストを手で持ち上げてくだい。
ボリュームが上に移動しますよね。
これがワイヤーブラジャーの中に入ったときのかたち
バストアップ型です。

そして、シリコンインプラントや人工乳房を見に行ったら、置いた状態で柔らかさをモミモミして診るのではなく、自分のバストのように上にボリュームが移動するのか?診てください。動きません。

そもそも置いてある時に、自分のバストは寝れば、横に流れますが、インプラントと人工乳房は流れもせず、かたちは一定ですよね。

なので、バストアップ型にはなりませんし、
ジャケットをピシッと、ニットをオフィシャルな洗練されて姿で着こなすことができません。

お洋服を自由に選び自信を持って着る
アピアランスケアがご希望の方は、
BRALABOにお任せください。

 

情報は誰のもの?続編。

先日、筆談が必要です。というお客様がいらっしゃいました。

フェイスブック上のあるグループの中での投稿からブララボを見つけたとのことでした。

乳がんになったときも凄く不安で、自分と同じろうあ者で、乳がんになった仲間と会えないか?と思いそのグループに参加。同じ人はいなかったけど、オフ会などでグループの方たちと仲良くお付き合いをしているそう。でもお話が聞こえないから、皆さんのおしゃべりからの情報が自分は採取ができない。だから、グループにブララボに関する投稿を見つけたときは、本当に嬉しかった。そして、一対一で西沢さんと話して、この情報を知りたいと思った。自分に合うか知りたいと思った。と。

わたしはホワイトボードを用意して、それ以外は何も構えることなく、お会いしました。皆さんにお話することと、同じことを、ペンも駆使してお伝えしました。

お客様は、聞こえない話せない壁を超えてくれてありがとう😊とおっしゃってました。伝えることを挫折しないでくれてありがとうとおっしゃってました。

そして

自分には再建手術を選択することは、コミュニケーションの上で無理だと思った。皆んな初めての体験、医師とのやりとりに難儀をしてることをネットの中で読む。耳が聞こえて喋れてもそうなら、わたしには無理だと思った。

でも西沢さんのことを投稿を読んで、こんな方法があるんだ!と希望をもった。西沢さんのホワイトボードを読んで、わたしに合うと分かった。再建手術より自分の思い通りになれると分かった。

話せなくて聞こえないから分かるようにしてくれありがとうごめんさない。たくさん時間も使ってごめんなさいと。

価値観が合い製品がボディにフィットして納得満足できて本当によかった。こちらこそわざわざきていただき、もし、、価値観が合わず分かりあえなかったりしたら申し訳なかったので、ありがとうございます。

そしてわたしにしてみれば、音で喋り合っても、聞いても、分かり合えないことや、伝わらないことなんてごまんとある。だから全然謝ることなんかじゃないです。

ブララボがお客様の価値観に合ってよかったです。製品がボディにフィットして良かったです。

そしてお客様がブララボに関する投稿を見つけた、フェイスブック上のグループに、お客様が感謝をしているように、わたしも感謝を致します。お客様がこんなに喜んでいます。ありがとうございます。

本来なら販売をしているグループメンバー(わたし)の製品ことは投稿はご法度のルール。

でも管理人さんが乳がんアピアランスケアパッケージのセミナー相談会のことを、いい内容だと思う。と投稿してくださったことで、お客様はブララボに来れました。

情報は誰のもの?情報は必要な当事者のもの。媒体のものではないよね。

生意気にすみません。媒体にはルールがないと継続できないものね。

ということは、、、いい情報だから必要な人がいる。だから届けたい。と思ってもらえるように精進します!情報はわたしのものでもありません。わたしは必要な方に届けるために精進致します。

 

ブラが健側にズレてリンパ郭清が目立つ方へ

乳がん手術で左右非対称となった方は、いくらパッドを入れて補正をしても、ブラジャーが健側に引っ張られてしまい、結果身体のあるべき位置より健側にズレた位置にカップの山が二つ並んだ装着スタイルとなり、悲しく思ってらっしゃいます。そしてこのようにズレることで、リンパ郭清の窪みがより目立ってしまい悲しく思ってらっしゃいます。

BRALABOのバストデザインツインセットでは、ブラジャーがズレることなく、あるべき位置にカップの山が設置された装着となるよう、健側とブラジャーを引っ張り合うバランスのとれるシリコンパッドを採用しています。

重みをつくれるシリコン素材を使い、健側と同じようにブラカップをひっぱり、左右対称のかたちを表現するよう、個々のデザインを設計してつくります。またリンパの窪みが見えないように特別な工夫を施して行きます。だからこの通り。正面からみてもノープロブレム☆

17741054_1845921438999535_45993460_n

18010599_734901310022015_2840376792646172608_n

健側に寄ってしまう。。リンパ郭清が目立ってしまう。。という方へ。フィッティングのご予約はこちらから

ブラジャーの歴史はファッションの歴史と共に

下着とはファッションの発展とともに改革されてきたものです。

コルセットから女性を解放したのはシャネル。

1920年代に女性の社会への進出と、働くということこそ豊かなことであるという思想の時代に、「ギャルソンヌ」という女性像とファッションを創りだしました。

そしてシャネルは、それまでコルセットにより、がんじがらめで生きてきた女性に、ストレートでスレンダーなワンピースを着せました。1920_chanelsuit.jpg

その時に同時に下着に大変革が起こりました。コルセットを脱ぎ、ギャルソンヌたちはとても平面なノンワイヤーブラジャーを着けていたのです。立体的なバストよりも平たいバストが女性像とファッションにマッチしていたわけですね。PastedGraphic-2.jpg

その後ディオールのニュールックが世の女性を魅了した1940〜1950年頃

Dior-New-Look

女性のバストはロケットのように尖っていました!あら?ハイネックセーターも流行っていたようですね。よく見てください。本当に尖った円錐。事実マドンナのあのゴルチエのお衣装の如く、グルグルブラだったのです。

C5A51B81-1588-462C-A440-D22E64F542C1

昨年惜しくもお亡くなりになった、現代のシャネルをクリエイションした、巨匠カールラガーフェルド氏は、「シャネルは胸の大きな女性は似合わない」とおっしゃられていたようです。p071ds0t.jpg

彼のミューズは確かに、1980年にシャネルのアイコンとして一世を風靡したイネスしかり、スレンダーで薄い体型の女性が多いです。(スーパーモデル時代のバービーの体現とも言われたグラマーなクロウディアシファーを除いては)

000861479721251.png.jpeg

そういういえば「わたしは、もしシャネルが現代に生きていたらこうするだろうというクリエイションをしているだけ」ともおっしゃっていたカール氏。ギャルソンヌな体型のシャネルが創り出した女性像を踏襲したクリエイションをされてきていたということでしょうか。

さて現代は多様性という価値観の元、ファッションも様々なスタイルとニーズがあります。ということは、そのファッションに応じたスタイルのバストメイク(ブラジャー)があっていいのだと思います。立体にメイクしないブラジャー、谷間のブラジャー、釣鐘型のブラジャー、etc….

でも美容目線で考えたときはまた違う基準も付加されます。下垂させない、無理のないバスト環境、跡がつかないetc….

あなたは何基準でブラジャーを選んでいますか?そして使い分けていますか?

わたしは、ギャルソンヌ時代の平面なブラジャー、ノンワイヤーのブラジャーは、ファッション目線でも美容目線でも、現代女性の日常生活にはおすすめしません。日常生活にはやはりワイヤーブラジャーが適しています。

そしてワイヤーブラジャーにもカップのかたちやバストメイクの種類がいろいろとあります。市場では主に6種類のカップが提案されています。これはやはりファッションによって使い分けるものなのです。

次回この6つのカップとバストメイク、その使い分けのことをお話ししたいと思います。