リコールしたシリコンインプラントを全て患者の自己責任で販売するとは驚きました

ちょっと自分の心の整理に。。。

納得も何もいかないけれど
命のためにやむにやまれず、
切除手術を受けた。

それでも身体の中に
あるかもしれないし、
ないかもしれない、

見えないからわからない
がんのために、

効くかもしれないし、
効かないかもしれない、

抗がん剤治療をしたり
放射線治療をしたり
ホルモン治療をしたりした。

それがたとえ
なかったところにやるにしても
効かなかったのかもしれなくても

ほんのわずかでも、再発を防ぐために
多大な副作用を受け入れたわけですよ。

で、そこに希少な例だからと言って、
ガンが発症する
シリコンインプラントを
入れるの???

本末転倒感が否めません。

でも、抗がん剤も
放射線も
ホルモン治療も
拒めないわけではなくて、

そういうときは
やはり
自己責任ですよね。

再発のリスクよりも
日常のQOLのメリットを取るという
覚悟。

それと同じことなのでしょうか?

リコールのシリコンインプラントを
身体に入れるって。

毒を薬として使うのが医学。

薬になると思えばやる。
毒だと思えばやらない。

自己責任なのか。。。。。

でもメーカーは自信を持って薬になるものしか
開発も販売もしてもいけないんじゃないでしょうか。
そもそも製薬会社😭なんだし。

命を守る上で成り立つのが医療ではないでしょうか。

女性は命と同じくらい胸が大切だと思っています。
だからこそ、命を守ってこそのものを提供して欲しいです。

 

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10/10(木)日本おリボン党ピンクリボンチャリティイベントで招致講演

<ご心配をくださいましたお客様(イベント参加者)へ 10/15追記>

大変に騒がしく講演が聞き取れなかった皆様、誠に申し訳ございませんでした。

今回の講演のオファーは仕事の繋がりで主催者白川みきさんの(以下主催者)のマネジメント及びイベントの運営事務局を担う企業を通じいただきました。

主催者とは当日初対面な上ご挨拶もいただけず全く接触が無い中で、あのような無礼と妨害に合いました。故に非常に困惑しましたが、何も申し上げずに現場を終えました。

しかしオファーを掛けてこられお打ち合わせをした方(以下運営事務局の方)から、お詫びとしてまず簡単なメッセージが入りました。そのレスポンスとして、皆様からいただきました主催者に対する厳しいご意見

講演を聞きに来たのに聞こえなかった。

白川さんが率先して騒ぎ聞いていないなんておかしい。

同じ場にいた者としてあの状況は非常に恥ずかしい。

西沢さんが来てくださったことを台無しに、このイベントをしない方が良かったのではないか。

偽善チャリティーパーティー以下のただパーティーがやりたかっただけだ。

またわたしに謝罪まで述べてくださった旨をご報告致しました。それにより、事態をつかまれたのか、運営事務局の方は主催者の無礼な態度についてとして、わたしに猛省しますとの意を、あらためて示されました。

わたしへの謝罪は要りませんとし、運営側にいらした別の方から、他にもたくさんうるさくて聞けなかったというお声ををいただいたとお聞きしてもおりましたので、一番の被害者は聞きにこられたのに聞けなかったお客様方です。誠意とご配慮はお客様方へと、お伝えしてございます。

講演から自分事として考えるきっかけをとの打ち合わせで、引き受けた者としましては、まず聞こえなかったお客様のお気持ちが気になり、またただパーティビジネスをしたいだけの主催者に、乳がんをネタされたように感じざるを得なく、お客様の中にも乳がんの方もいたのでは?と考えると心が痛み、また非常に残念な気持ちでおります。

お付き合い先は良く選んでいくことをわたし自身も反省したいと思います。

✴︎オファー時も当日もご挨拶がなかったため、どちらもわたしからなんとか筋と礼を通す方法として、致し方なくメッセンジャーを利用し、宜しくお願い致しますと、通常常識のご挨拶をさせていただいた以外、主催者との接触はありません。

ですので何故主催者のお客様がわたしに謝るほどの、運営事務局の方が猛省の意をわたしに示すほどの態度を取られたのかは、全く不明です。

運営事務局の方のメールには、主催者自身の性質によるもので、言っても変われない人なので代わりに謝罪する、また自分たちも遺憾であると書いてありました。ここの信頼関係が良好ではないことが、わたしが被害を受けた原因の根幹にあるのかと、読んだ者に思わせる文面でした。

あまりにも常識外れな事態でありましたが、運営事務局の方も本人には言っても無理と書いているし、運営事務局の方とお話しを続けても徒労となるという判断と、再び常識外れな事態に巻き込まれないためのリスクヘッジとして、わたし自身の抗議や反省を求むことは一切せずに収束させました。

それは、、

集合写真のために並んでいる際に、主催者お付きのヘアメイクさんが、運営事務局の方に険しい形相で怒鳴り声を上げた場面がありました。運営事務局の方は所在なく俯き従い、主催者自身は素知らぬ顔でおられました。その様子からすると日常的にあること、パワー関係の連鎖なのかと思わせられました。

そしてこれが主催者の品性を全て物語っていると感じました。非常にショッキングかつ、見てはいけないものを見てしまったやるせない気持ちになり、これにより運営事務局の方にも何も申し上げることができませんでした。申し上げる気が失せました。

支えてくださっているお客様や運営事務局の方に、代わりに謝らせるって悲しい。近くの方を大切にできないって可哀想。年齢は関係ないのかもしれませんが、同じ56歳ですので、大人の還暦も近い中高年女性の在り方として考えさせられました。

中高年のあるべき姿。とるべき態度。心の姿勢とは。

今回わたしは、これが正しいかどうかはわかりませんが、

何にせよこの日を楽しみにされてお金を払い参加者されている方々のお時間と、準備をされてきた事務局スタッフの労を尊重し、あの状況下でも登壇を降りることはせず、また自分自身が穏やかで朗らかな心で明日も人と関わり過ごすために、抗議を口にすることを選びませんでした。

これからもまずは、家族や近くの支えてくださる方々を大切にしそこから、深い感謝や温かな愛がその先にまで広がる波紋のように連鎖していく、心を通い合う生き方をしていけるよう、精進して参ります。

個人的にはこんなことを考える件となりました。

ご心配、お気遣いのお声がけをくださり誠にありがとうございました。メールをくださった方も誠にありがとうございました。皆様のおかげで登壇したことも心を込めてお話ししたこともやった甲斐があったと思っております。当日翌日、このサイト内のわたしの体験談の閲覧が非常に多かったので、講演が聞こえなかったリベンジで読んでくださっているのかなと思い、感謝しております。皆様におきましても穏やかにお過ごしくださいませ。

<追伸>白川みきさんのブログでは、わたしの講演がまるでなかったかのように、まったく触れられていないとのことを教えてくださるメールをいただきました。申し訳ございません。悔しいお気持ちでいてくださるのですね。でももうわたしは興味がなく拝見は致しません。

1日、1日を大切にしなくては、幸せな季節も1年も来ません。そして自分が幸せになるには、他者に対して尊敬尊重の念を持って生きていくことを忘れてはならないと、わたしも胸に刻みたいと思います。

 

わたしが通販商品の企画監修を担当しお世話になっている、お取引先からのオファーをいただき、日本おリボン党が主催されるピンクリボンチャリティイベントで登壇することになりました。

日本おリボン党の党首、白川みきさんは元モデルさんで、奇跡の美女。女性たちの憧れの的のお方です。ご一緒さていただきますこと、とても光栄に思っております。

と申しましても、白川様の美しさに目がくらみお引き受けしたわけではなく、事務局の方を通じて、このイベントの方向性をやりとりさせていただき、その内容に賛同できましたので、ご提案もさせていただき、登壇を決めました。

実はわたしは、ちまたのピンクリボン運動には抵抗を持っています。

おおきなピンク色のリボンのデコレーション、ピンク色のメニューをレストランで食べたり、、ピンクリボン運動の意味はわかっているのですか?と言いたくなってしまうもの。

また医師を並べて博識をつけたものの当事者しかわからない内容で、結局参加者が当事者ばかりの患者の同窓会みたいなの。

そして、かなり違和感があるのが、当事者の感じる現実とかけ離れた情報や、当事者置いてきぼりな発信。乳がんの人にエールを送ったり、敬意を払ったりしてくれなくていいし、ましてやお気の毒がってもらなくてもいい。。そんな会いる?

モヤモヤしかありません。

わたしが望むのは、「自分も乳がんになる1/11の当事者」として、事を捉えて、自分のために勉強する会です。

そのためには、マスコミに出ている、撫でたような情報、ある一部の声の大きい人や団体の発信に飲まれた偏った情報、間違った情報で、通り一遍の「早期発見、早期治療」を訴えるものではなく、

例えば、マンモって世界的に今は肯定的でないこと。

早期発見早期治療の早期治療は手術ということ。

検診にいったら1ヶ月後には乳房がなくなることもあるということ。

それが検診というものだということ。

そして再建手術の現実。元に戻るわけはないということや厳しい現実。

今回のアラガンのリコールのこと。

そんな実情ををフックに考えてみることを提供することが必要だと思っています。

 

なぜならば、わたしもやはり乳がんの知識がまったくないひとりでした。

そしてある日突然1/11の当事者になりました。

奈落の底にいながらして、初めて聞く医学用語や聞いたこともない治療の名前を覚え、医師の話が理解できるまでになり、また情報を集め、判断し、このループを、わずか1ヶ月2ヶ月で行わなければなりませんでした。それは手術日は何ヶ月も伸ばせないからです。

でもよく分からないまま、納得もできないまま手術や治療に臨んでしまい、長く苦しむ人は少なくありません。また中には受け入れられず手術をキャンセルし、標準治療を放棄し、ステージが進行し、死に至ることもあるわけです。

こんな思いをこれからの女性にはして欲しくないから。

日本おリボン党のピンクリボンチャリティイベントはこのようなことを網羅した内容で、リテラシー高くやりましょう!とお話ししております。

これから白川様のご意見もお聞きしながら、お話しさせていただく内容をまとめていくのが楽しみです。乳がんとファーストミートの方でもわかりやすいように、お話ししたいと思っております。

名古屋、東海地区の方是非お会いしましょう。お申込みはこちらから

ブースでは「着用する乳房再建・バストデザインツインセット」の展示も致しますし、イベントの後に個別カウンセリングの時間をつくりたいと思っています。

またイベントの前日10月8日9日に名古屋でフィッティングを承れます。関西方面に行くことも可能です。ご希望の方は詳細をごらんください。

https://atomic-temporary-121911248.wpcomstaging.com/2019/08/23/10-8火)9(水)10木)個別カウンセリングフィッティ/

 

アラガンのリコールから考える。手術ではない、乳房再建の選択肢⑤

絶対、「バストの代わりのものは、身体の中に入っていなくては嫌」という方でなければ、

手術ではない方法でする乳房再建という選択肢があります。

OverProject

シリコンインプラントと同じくシリコンでできたバストの代わりが、他にも存在しています。
ひとつは人工乳房(エピテーゼ)です。エピテーゼとは身体の欠損部を補う医療用の人工物の総称で、人工乳房の場合、粘着剤を使って肌に貼り付けて使用します。
欠損した人体をつくるので下垂型をしています。シリコンでできているものなので、人間のバストとは違いかたちが変化しないのでブラジャーと一緒に使うものではありません。「温泉」に入る時に使うものとして販売されています。
もうひとつはBRALABOの乳房再建=乳がんアピアランスケアパッケージです。これはブララボが独自で開発した、専用のブラジャーとセットアップでつくったあなたのかたちのシリコンパッドを、セットで着用するものです。
ブラジャーをして洋服を着た、日常生活のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)にフォーカスしてるので、バストアップ型を採用しています。洋服が自由に選べて自信を持って装える、そして生活しやすい状態に保つことができるものです。
下垂型は温泉目的。
バストアップ型は日常目的。
あなたの乳房再建の目的が日常生活のOQL向上で、
乳房再建で叶えないことが、自由に洋服を選び自信を持って装えること、そして今で通り日常生活ができることならば、
「BRALABOの着用する乳房再建・乳がんアピアランスケアパッケージ」という選択があります。

製品の詳細はこちらから

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BRALABOでは使用者のお客様のご協力の元、使用者にお話を伺えるお茶会なども開催しております。また無料相談会の開催もございます。お問い合わせくださいませ。

遺伝性乳がん予防に乳房切除は強く推奨。アラガンリコールのシリコンインプラントは抜去は推奨しない。ナゾです

ちょっと前に、こんな記事がありました。7月の頭頃です。朝日デジタルからの抜粋です。↓

がんになるリスクを下げるため、遺伝性の乳がんの患者が予防目的で、がんのない乳房を切除する手術を、2016年8月までの1年間に49人が受けていたことがわかった。日本乳癌(がん)学会などは、こうした手術を公的医療保険の対象にするよう求めており、厚生労働省も近く、検討を始める。

 調査は、専門医らでつくる日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構が実施。15年9月~16年8月末までの1年間に、聖路加国際病院や昭和大病院など7施設で検査した1527人を対象に調べた。うち297人にBRCA1、2の遺伝子変異があった。遺伝子変異のある人の約20%にあたる49人が、がんのない反対側の乳房内の乳腺部分を取り除く手術を受けていた。

 がんのない乳房を切除すると、切除しなかった人と比べて死亡リスクを半減させることが海外の複数の研究からわかっている。日本乳癌学会は昨年、学会の診療指針を改定。この遺伝子変異がある乳がん患者に、がんのない乳房を予防的に切除する手術を「強く推奨する」とした。

 

ということは、、

乳がんにならないために、

乳がんになっていない乳房を切除して、

そのままは有り得ないと思いますので、

アラガンリコールのシリコンインプラントをいれた。

血液のガンになるシリコンインプラントを入れた。

ということですよね。。。

それをリコール前のことではありますが、

またシリコンインプラントを入れることではなく、

予防切除をすることをですが、

乳癌学会が、「強く推奨する」としたと。。。

でも強く推奨されて乳房切除すれば、シリコンインプラントはいれるので、結果は、その強い推奨はシリコンインプラント入れることにつながりますよね。。。

でもリコールになったシリコンインプラントは、何も今起こっていなければ、抜去は推奨しないんですよね。。。

 

乳がんの予防に、未然に乳房を切除して、

血液のがんになる可能性のあるもを入れたけど、、

未然に抜去はしなくていいの?

 

アラガンのリコールから考える。その再建手術であなたの目的と得たい結果は叶いますか?④

日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会の発表にもありましたように、医療における再建としては、下記の選択肢ということになります。

【シリコンインプラントが入っている方】
そのまま
抜去
保険インプラント
自由インプラント
自家組織
【エキスパンダーが入っていている方】
抜去
保険インプラント
自由インプラント
自家組織
【これから再建手術をする方】
保険エキスパンダーインプラント
自由エキスパンダー インプラント
自家組織
しかし、保険エキスパンダー、インプラントは、皮膜拘縮や位置のズレなど整容性において、また破損時の身体へのリスクにおいて、問題があるとして、一度却下になったことのあるもの。
自由エキスパンダー、インプラントは、高額なこと。また乳腺医師と同じ病院で。と考えていた方にとっては他のクリニックで再建することは精神的にデメリット。
自家組織は、本体手術の一回では左右差は大きく、何度かの修正手術経ます。その過程に自由診療も発生するケースも多く、最終的には高額な支払いになります。それでもバストもドナー部分も
満足できる保証はありません。
😢うーん。じゃあどうしらたいいのか!!?
ですよね。
皆さんは、なぜシリコンインプラントの再建手術を選びましたか?
医師に案内されたから
医師に勧められたから
保険診療だから
保険診療になったから
再建手術をしないという選択はなかった
自家組織と比べてインプラントを選択した
こんな感じでしょうか?
何故シリコンインプラントの再建手術を選んだのか、思い出してみてください。
そして、もう一度
インプラントか自家組織か考えてみてください。
やっぱりインプラント。でも保険も自由も嫌。
と思った方は、
何のための再建手術か?
再建手術をしてどうなりたいか?
考えてみてください。
そして、それは、手術。でないとできないことなのか考えてみてください。
あなたの再建の目的。得たい結果は、手術以外でも叶えられますか?
もしかして手術では叶えらないという答えになった方もいるかもしれませんね。
再建手術の目的や、得たい結果が、手術以外の方法でも叶う方。
あれ?再建手術では、目的も、得たい結果も叶わないことが判明。という方。
そうであれば、選択肢はまだあります。

OverProject

再建は手術じゃないとだめですか?
手術じゃない再建方法があります。

次回は、再建手術の目的や、再建手術から得たい結果が、手術じゃなくても叶えれる方。

あれ?再建手術では、目的も、得たい結果も叶わないことが判明。という方。のために、

手術じゃない再建について選択肢をお話しします。

続く

アラガンシリコンインプラントのリンパ腫発症。稀だから抜去は推奨しない。あとは医療現場任せ。自己責任。でいいのでしょうか?

3,000人にひとりの発症で稀。といいますが、

確率問題でいいのかな。。

こまめな経過観察なんて煩わしいし、

早期発見で、手術をすれば大丈夫。って。

大丈夫って何が?

 

命のために再建したんではなくて、綺麗にしたくて再建したのに、

手術でえぐるんですよね?

 

そして不自由を感じずに生きていくためにしたのに、

また入院したり、そのためにお金や時間やもっとやりたいことを後回しに

犠牲にしなくてはならないんですよね?

 

もちろんアラガン社だってこんなことをしたくてやったわけでもなく、

誰のせいでもないけど、

 

ありえない。。。

発症しなくても、アラガンと厚生労働省はペナルティを負い、

全員になんらかの保証をしてくれるといいと思います。

経過観察も、発症したときの手術も、

エキスパンダーの抜去手術も、シリコンインプラントの抜去手術も

アラガンと厚生労働省が負担して、

そしてその時に後回しになることへの負担お詫び金とか出して欲しい。

わたしだったら黙ってないな。。

 

日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会他より。これからシリコンインプラントの再建手術を希望する方への発表

2019 年 8 月 2 日

ブレスト・インプラント(ゲル充填人工乳房)による乳房手術を受けた方へ

日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 日本形成外科学会
日本乳癌学会
日本美容外科学会(JSAPS)

近年、乳房再建術や豊胸術後に生じるまれな合併症として、ブレスト・インプラント関連未分 化大細胞型リンパ腫(Breast Implant Associated-Anaplastic Large Cell Lymphoma (BIA-ALCL)) という疾患が知られてきています。この疾患はT細胞性のリンパ腫と呼ばれるもので、乳がんと は異なる悪性腫瘍です。
現在わが国の健康保険で許可され、乳房再建を目的として流通している唯一のインプラントで ある、アラガン社のナトレル 410, 110, 115, 120 は表面がざらざらのテクスチャードタイプで、 Biocell(バイオセル)という表面構造を持ち、この疾患のリスクを有するタイプに該当します。 世界的には、このインプラントが挿入されている方のうち約 3300 人に1人(0.03%)にこのリンパ 腫が発生すると報告されています。日本では今年に入り 1 例の報告がありました。海外からの報 告では、このリンパ腫は、インプラントを入れてから平均 9 年ほどで発生する可能性があり、症 状としてはインプラント周囲に液体がたまり、大きく腫れることで始まることが多いとされてい ます。
BIA-ALCL を発症しても、多くの場合はインプラントとその周囲の組織を切除することで治癒す るとされています。一方で、発見が遅れた場合や切除しきれない場合には化学療法や分子標的薬、 放射線治療等の追加治療が必要となり、死亡した例(米国での発症 573 例のうち 33 例・5.75%) も報告されています。
米国時間 7 月 24 日、米国の厚生労働省にあたる FDA の指導の下、アラガン社が全世界で、イ ンプラント・ナトレル 410, 110, 115, 120 およびティッシュエキスパンダー・ナトレル 133 を 含む Biocell を用いた製品の自主回収(リコール)を決定いたしました。 これに伴い、日本国内でも同 25 日より自主回収が開始されました。
乳房インプラントが挿入されている方については、FDA やそれよりも前に流通停止を決定して いた EU、カナダにおいても、症状のない方に対する予防的なインプラントの摘出は推奨してい ません。腫れやしこりがないかを自分でチェックするように推奨しています。発症リスクは 0.03%と低く、手術に伴う出血等のリスクが上回ると考えられるためです。本学会としても同様 の見解です。
学会では、インプラントの保険適用の際から、インプラントの破損(10 年で 10 人に 1 人の確 率)や合併症の発見のために最低 10 年の定期的な診察と、2 年に 1 度の画像検査を推奨してま いりました。この BIA-ALCL においては、まれな疾患ですが早期発見が重要となりますので、10 年以降も引き続き、自己検診と医療機関での定期検診の継続をお願いいたします。また、異常を 感じた場合にも受診をお願いいたします。
* 内容に関して不明点がありましたら日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会事 務局(e-mail: jopbs-office01@shunkosha.com)までお問い合わせください。

日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会他より。エキスパンダーにて待機中の方への発表

2019 年 8 月 2 日

乳房再建用ティッシュエキスパンダーの手術を受け ブレスト・インプラント(ゲル充填人工乳房)による乳房再建を待機されている方へ

日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 日本形成外科学会
日本乳癌学会
日本美容外科学会(JSAPS)

現在わが国で、健康保険を用いたブレスト・インプラントによる乳房再建の手術では、アラガ ン社のティッシュエキスパンダーとインプラントのみが認可されています。
2019 年 7 月 24 日、米国の厚生労働省にあたる FDA の指導のもとこれらの製品の全世界での自 主回収が決定されました。これに伴い、日本でも流通が停止され、使用ができなくなりました。
その理由として、近年、乳房再建術や豊胸術後に生じるまれな合併症として、ブレスト・イン プラント関連未分化大細胞型リンパ腫 (Breast Implant Associated-Anaplastic Large Cell Lymphoma (BIA-ALCL))という疾患が知られてきたことがあります。
この疾患はT細胞性のリンパ腫と呼ばれるもので、乳がんとは異なる悪性腫瘍です。ほとんど が表面の性状がザラザラ(テクスチャードタイプといいます)のインプラントを使用した症例で 発生しています。アラガン社のナトレル 410 もテクスチャードタイプに該当します。海外からの 報告では、このインプラントが挿入されている方のうち約 3300 人に1人に発生するとされ、イ ンプラントを入れてから平均 9 年ほどで発生し、多くの患者さんではインプラント周囲に液体が たまり、大きく腫れてくることではじまるとされています。日本では今年に入り 1 例の報告があ りました。
現在ティッシュエキスパンダーが入っていて、インプラントの手術を待機されていた方には、 下記の選択肢が想定されます。
・9 月以降正式に販売再開となるアラガン社・ナトレル 10、40 を用いた手術へ向け待機する (ナトレル 410 等とは異なり、ラウンド形状のスムースタイプ(表面がつるつる)であり、BIA- ALCL のリスクは限りなく低くなりますが、破損や被膜拘縮等の合併症は増加します) ・自家組織再建を検討する
(施設によっては他施設への紹介をともないます) ・他種のインプラントが健康保険で認可されるまで待機する (メーカーや具体的な期日は未定です。低率ながら待機中に現在挿入しているティッシュエキス パンダーの破損のリスクがあります) ・学会としては推奨いたしませんが、自費診療で国内では未承認である他種のテクスチャードタ イプティッシュエキスパンダー、インプラントを使用する方法はあります(BIA-ALCL のほか、破 損やその他の合併症について十分な説明を受けてください)
今回の決定により、患者様には多大なるご心配ご迷惑をおかけしていることを深くお詫び 申し上げます。本学会としては一日も早くわが国にブレスト・インプラント再建を取り戻すよ う、関係各所に緊密に連絡をとって対処していく所存ですので、ご理解を何卒よろしくお願 い申し上げます。
* 内容に関して不明点がありましたら、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 事務局(e-mail: jopbs-office01@shunkosha.com)までお問い合わせください。

日本乳房オンコプラスティックサージャー学会他より。インプラント留置済みの方への発表

2019 年 8 月 2 日

ブレスト・インプラント(ゲル充填人工乳房)による乳房手術を受けた方へ

日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 日本形成外科学会
日本乳癌学会
日本美容外科学会(JSAPS)

近年、乳房再建術や豊胸術後に生じるまれな合併症として、ブレスト・インプラント関連未分 化大細胞型リンパ腫(Breast Implant Associated-Anaplastic Large Cell Lymphoma (BIA-ALCL)) という疾患が知られてきています。この疾患はT細胞性のリンパ腫と呼ばれるもので、乳がんと は異なる悪性腫瘍です。
現在わが国の健康保険で許可され、乳房再建を目的として流通している唯一のインプラントで ある、アラガン社のナトレル 410, 110, 115, 120 は表面がざらざらのテクスチャードタイプで、 Biocell(バイオセル)という表面構造を持ち、この疾患のリスクを有するタイプに該当します。 世界的には、このインプラントが挿入されている方のうち約 3300 人に1人(0.03%)にこのリンパ 腫が発生すると報告されています。日本では今年に入り 1 例の報告がありました。海外からの報 告では、このリンパ腫は、インプラントを入れてから平均 9 年ほどで発生する可能性があり、症 状としてはインプラント周囲に液体がたまり、大きく腫れることで始まることが多いとされてい ます。
BIA-ALCL を発症しても、多くの場合はインプラントとその周囲の組織を切除することで治癒す るとされています。一方で、発見が遅れた場合や切除しきれない場合には化学療法や分子標的薬、 放射線治療等の追加治療が必要となり、死亡した例(米国での発症 573 例のうち 33 例・5.75%) も報告されています。
米国時間 7 月 24 日、米国の厚生労働省にあたる FDA の指導の下、アラガン社が全世界で、イ ンプラント・ナトレル 410, 110, 115, 120 およびティッシュエキスパンダー・ナトレル 133 を 含む Biocell を用いた製品の自主回収(リコール)を決定いたしました。 これに伴い、日本国内でも同 25 日より自主回収が開始されました。
乳房インプラントが挿入されている方については、FDA やそれよりも前に流通停止を決定して いた EU、カナダにおいても、症状のない方に対する予防的なインプラントの摘出は推奨してい ません。腫れやしこりがないかを自分でチェックするように推奨しています。発症リスクは 0.03%と低く、手術に伴う出血等のリスクが上回ると考えられるためです。本学会としても同様 の見解です。
学会では、インプラントの保険適用の際から、インプラントの破損(10 年で 10 人に 1 人の確 率)や合併症の発見のために最低 10 年の定期的な診察と、2 年に 1 度の画像検査を推奨してま いりました。この BIA-ALCL においては、まれな疾患ですが早期発見が重要となりますので、10 年以降も引き続き、自己検診と医療機関での定期検診の継続をお願いいたします。また、異常を 感じた場合にも受診をお願いいたします。
* 内容に関して不明点がありましたら日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会事 務局(e-mail: jopbs-office01@shunkosha.com)までお問い合わせください。

BRALABOの再建を選んだ理由。お客様ミーティングより

ブララボの再建が選ばれている理由は、
お客様ミーティングによると、

手術をしないから。
自分のかたちの左右対称になる保証があるから。
(模型調整をするから)

✴︎
どちらが上?とお聞きしたら
2択です!と全員一致。

✴︎
実際着けて見ると
楽〜。なんの文句もありません。
洋服が自由に選べて自信を持って着られて嬉しい。

✴︎
これも皆さんがおっしゃいました。

がんになって人生に限りがあることがわかった。
治療をして命を守り、自分の人生を生きようと思った。

✴︎
再建手術に時間を費やすのも、身体に負担をかけるのも、それで精神的エネルギーを使うのも嫌だった。
そんな時間はもったいないと思った。

✴︎
そして限りある人生を、自分を好きな自分で生きて行きたいと思った。そのためには手術した胸を毎日気にするのはやめたかった。気にならなくなりたかった。これがわたし!と思えるようになりたかった。

✴︎
だから、ブララボで再建しました^_^

✴︎

大学院の研究員、大手外資広報、小学校教諭、塾経営、美容師、3歳のママ、英語の家庭教師や企業でのTOEIC研修講師、大学助教授、区役所勤務、港区マダム、人間国宝級レース作家、声楽家、看護師、金融事務、専業主婦、銀行員etc

✴︎

共通点は行動的で情報収集や精査ができる。自分軸で判断。あと他力本願ではない方。

ご家族や医師に相談してみます。という方はひとりもいなくて、これもミーティングでお聞きしたら、

医師にはわからないと思ったから、専門家の西沢さんのところに来ました。他の乳がんの人の意見?西沢さん乳がんの人ですよね。これ以上に相談するべき人って、散々探しましたが、いませんでしたよ。ブララボの製品の仕組みはサイトを読んでよく理解できました。西沢さんの知識は深く、今まで聞いたことも読んだこともないことでした。納得できたし、コレがわたしが探していたものだと解りました。自分の良いと思うものは自分で決めます。

とのことでした。

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