アラガンのリコールから考える。シリコンインプラント以外で自由診療のできること②

また、自由診療の域へ手を伸ばせば、シリコンインプラントだけではなく、脂肪注入やバイオCALなどの方法も並んできます。
しかし、こちらも言わんや、現在はまだエビデンスの少ない治療であること。
しかし、アラガンのシリコンインプラント然り、エビデンスがあって保険適応になったはずなのに、今回のリコール、そしてそもそも感染や、拘縮皮膜や、皮膚がツレたり、各種の問題はケースバイケースで起こっていたではないか。という思いがはあることでしょうが、、、
つまりエビデンスが有って、保険適応になっても、それが現実現状、手術の限界というものがあるのではないでしょうか?それは血が通う人間の体にメスを入れ、異物もしくは、本来ではないものを入れるということはそういものなのではないでしょうか?誰が悪いわけでもなくそういうものなのではないでしょうか?
そしてシリコンインプラントはシリコンゲルが合理的にひとつの乳房形状になっているので、エキスパンダーの後は、シリコンインプラントの留置のための一度の手術で、一応済みます。(一応というのは場所が合わなくて修正をしたり、皮膚のケロイドの修正をしたり、ケースバイケースが多々あるので一応としてます)が、脂肪を注入となると何度も手術を行うことになります。
これはわたしが、自分自身が乳がんに罹患した当時、完璧な再建を求めてあらゆる勉強会に、最新の研究途中の施述を行う医師に、アラガンに、人工乳房の会社に、、直接取材をした内容からの私見となりますが、
それでも仕上がりがあなたに満足できるものか保証はありません。シリコンインプラントの再建や、自家組織の再建がそうであるように。また脂肪吸引のドナー部分の仕上がりも保証はありません。自家組織の再建がそうであるように、吸引は表には小さな穴しか空いていませんが、中では広範囲にカニューレが動いているので、ボコボコやセルライトになる。というケースは少なくありません。シリコンインプラントの再建の補修で脂肪吸引して注入した方を実際5名取材して見た状態です。
ちなみに、、自由診療の美容整形を形成外科の技術よりも美的に上と、またその逆で形成より美容外科を訓練基準が甘いように取らえられている方がときどきいらっしゃいますが、それは間違いです。あなたの病院の形成の乳房再建の医師は、大手美容クリニックにも在籍しています。病院で乳房再建をされる医師が、美容外科で豊胸手術、それ以外の美容整形手術をさているケースはとても多いです。
そういう意味では形成の担当医に相談すると、現在の病院ではできないけど、自分の在籍する美容外科のクリニックでなら自由診療でできること。というのを提案してもらえる可能性はあるのではないでしょか。

自己責任。お金と時間と身体の負担と。

保証がないのに挑めるのか?

人生そんなに長くない。

再建はなんのためにする?再建したらどうなりたい?

続く。

次回はもう一度、保険診療でできることを並べながら、そもそもなぜインプラント再建を、女性たちが選んだのかを思い出して考えていきたいと思います。

アラガンのリコールから考える。乳房再建の現状整理とこれからの選択肢①

あくまでもわたしが、わたしに相談されている方、BRALABOのお客様と一緒に考えるために、読み取ったことを整理したものです。皆さんにも「担当医師に確認相談」してください。と伝えてありますし、これを読んだ当事者の方ご家族の方もそうされてください。書いてあること自体を鵜呑みにせず、ご自身で調べてください。

◎これからの保険診療による手術。代替えについて
シリコンインプラントは9月からスムーズタイプに変更。
→テクスチャードが登用される前のモデルが再販されます。
エキスパンダーはコーケンというメーカーのスムーズタイプに変更。
→実は元々保険適応になっていたものです。
情報元は医師のブログです
https://ameblo.jp/dr-matsu/entry-12497960003.html
すでにエキスパンダー、シリコンインプラントが埋め込まれている方について、アラガン社、アラガンジャパン社、FDAも、抜去や入れ替えは推奨していないという発表です。
→自己の選択。自己責任となります。
よって、エキスパンダー挿入は延期せずできる可能性があるが、インプラント入れ替えは9月の再販までは延期。9月からは可能ということと読み取れます。
また癌研有明病院では同時再建は全て一時中止いう情報があります。
→乳腺手術のみ行い、エキスパンダーは埋め込まないということでしょうか。
情報元は医師のユーチューブです
https://www.youtube.com/watch?v=m9h20VYErTQ&feature=youtu.be&fbclid=IwAR0aHRUcZytUx5n7Tb4hFq9cspvwVqCAfFP44f1_h_khpWqbtG9Litf1GVg
それでも予定通りアラガンのテクスチャードを、どこか入れてくれる施設はないのか?
→世界的に回収、販売中止、使用禁止にて、不可能
再販のスムーズタイプではなく、他のシリコンインプラントを選べないのか?
→自由診療のクリニックならアラガン以外の製品をもっている、もしくは仕入れ可能かもしれません。
保険適応前は、自由診療でクリニックでは、医師がそれぞれに仕入れているメーカーのものを使っていたし、豊胸は自由診療なのでアラガン以外のメーカーのシリコンインプラントを使っているわけです。
例えば、、ある有名クリニックではアラガン含め4メーカーのシリコンインプラントを用意、他にも要望に応じると記載があります。そことは違いますが、大手クリニックではその4種類とも違うインプラントを使用しています。
https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/bust/bag.php
しかし、私見となりますが。またアラガン社が最良なのか、自由診療のクリニックが選ぶシリコンインプラントメーカーがそれより劣るのかは、まったく別議論として、(なぜアラガン社だけが保険適応になったのかの理由もわかりませんし)
シリコンインプラントの歴史や保険適応になったことの経緯を調べて行くと、理解できますが、保険適応にすることで、病院、クリニック、医師の足並みが揃い、経過観察、経過観察の報告が義務付けられて、情報が集約共有されて、わたしたち患者は、その後の安全を守ることが保管されるわけです。
またこれも、として保険適応のシリコンインプラントで手術を受けたが、リンパ腫発生、死亡、リコールとなり、保険適応だからって何?という思いもあるかもしれませんが、でもだから、今回リコールになったとも言えると思います。どこにも集約共有されるところがなく情報が宙ぶらりんだと、もっと死亡者が増えて、またリコールがかかっても、自分には行っているインプラントがそれなのかどうなのかもわからないということになります。現にフランスのメーカーのシリコンインプラントを政府が抜去を勧告しているものの、誰に入っているのかリストがなく、対処のしようがないという事例があります。
情報元は厚生労働省のサイトです
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001zco0.html
自由診療のものは、どこにも、その後の情報が集約されず、医師によってバラバラの見解を持ち、わたしたち患者にとって不安しかないのではないでしょうか?

続く。